フードドライブを利用したと言う話
緊急小口資金の申請を行う為、社会福祉協議会に行ってきました。
現在、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて、まだまだ生活の立て直しの為などで困窮しているご家庭がもいる事と思います。
わたしもその中の一人です。
そんな中でもフードドライブという制度に非常に救われました。
あくまで貸付けである制度の利用選択しかない我が家にとっては、必ず返さなくていけないから出来れば利用したくありませんでした。
そうは言っても失業したばかりで、子供も小さい為、誰かに預けて仕事に出られる状況でもありません。
そんな訳で今を乗り切る為に社会福祉協議会へ行き緊急小口資金を利用しました。
状況を既に電話でこと細かく説明しており、たまたま対応の良い女性職員の方に当たったからなのか、手続きはすぐに終わりました。
今回社会福祉協議会に行った際、何よりも今回心が温まったことが食糧物資を頂いた事でした。
フードドライブといって、家庭で余った食品を学校、地域、職場などで持ち寄り、それらをまとめてフードバンクに寄付いただく活動があります。
これらの食品は地域の福祉団体より、食糧物資を必要としている家庭に行き渡ります。
今回、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による失業と同時に、小学校臨時休校もあり食費も倍以上かかっていた為、この食糧物資は本当に有り難く心に染みました。
お米2合と、キャベツ鍋のスープは頂いた日にすぐ使わせて頂きました。
ちょうど賞味期限が迫っているもやしが冷蔵庫にあったので、キャベツと冷凍していた豚肉を投入するだけの簡単鍋が完成しました。
残念なことに食べることに夢中で、写真を撮るのを忘れてしまいました…。
正直なところ、ここまで将来にというか未来に不安を抱いたことはなかったように思います。
それでも、こうした福祉支援制度もあるだけで、頑張って乗り切ろうという気持ちになれます。
そして終わりのない戦いはないのだと前向きな気持ちにもなれました。
緊急事態宣言も解除されましたし、これからが新たな始まりだと思うのです。
街がいつもより静かになり、これからどうなるのかと、計り知れない不安を世の中の皆様が感じていた事と思います。
そんな中、今回は思いがけぬフードドライブという福祉支援を受け、弱まりかけていた心がとても温まりました。
こういった制度もこんな時だからこそ、必要な方は遠慮せずに受けるべきだと私は思いました。